樹脂・金属の精密微細加工品の試作開発において技術と知識によって開発期間短縮とコストダウンを実現する技術情報サイト

医療機器 開発・製造展MEDIX
  • 最新 微細加工コストダウン事例
  • 微細加工技術ニュース
  • 微細加工とは
  • 精密加工と微細加工の違い
  • 微細加工のポイント
  • 微細加工のニーズ
  • 研究開発者が知っておくべき微細加工のポイント
  • 精密微細加工 技術相談室
  • 微細加工 Q&A
  • 微細加工用語集
  • 微細加工技術の最新情報
  • お問合せ

研究開発者向け微細加工テストセンター 微細加工でお困りの案件がございましたらお気軽にご相談ください! お問合せはコチラ

GOTOSEIKEN

トップページ > 微細加工職人のつぶやき > 試作金型におけるゲートの役割と特徴

試作金型におけるゲートの役割と特徴

射出成型はプラスチックを溶融状態にして、

そこに高い圧力をかけて金型へ流し込み、

金型内部でプラスチックを固化させてから、

金型を開いて製品として取り出すという手法を用いた生産技術です。

この射出成形は、金型の寸法精度が出ており、

なおかつ、金型構造が適切であればたとえ複雑な形状の製品であっても、

短時間で製品を得ることが可能です。

また、経験豊富な熟練者ではなくても、

安定した品質の製品を連続して生産することができます。

しかし、このように優れた生産性を発揮するためには、

金型構造の作り込みが重要となります。

その中でも、特に弊社で着目している金型の機構は「ゲート」です。

「ゲート」は溶融したプラスチックを

金型の製品形状部に流し込むための「入口」の役割を果たします。

「ゲート」には、

サイドゲート、ジャンプゲート、ピンゲート、

サブマリンゲート, バナナゲート等

の様々な種類がありますが、それぞれに長所、短所があるため、

製品の形状や用途に応じて、どの「ゲート」を採用するか、

配置場所、大きさ、形状、配置数について入念に検討を行います。

様々な視点から、試作金型の構造検討を行ない、

高精度、高品質の成形品をご提供させて頂いております。

 

 

 

カテゴリー: 微細加工職人のつぶやき パーマリンク