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Ⅲ. 高精度加工における工数削減と品質向上のポイント

⑦高精度加工を行うための機械運転のポイント

Before

微細加工時の立上げ

加工寸法ばらつき発生。機械立ち上げ直後の加工とその後の加工で加工寸法が変わってしまった

工作機械が安定状態になる前に加工した場合と、安定状態に入った後での加工では、同じ条件で加工したにもかかわらず寸法のバラつきが出てしまいます。精度を確保した部品加工を実現するためには、加工精度が安定する状態で量産する必要があります。

After

微細加工時の暖気運転

暖気運転を行うことにより加工寸法が安定化

高精度加工を行う際には、加工するプログラムでカラ運転による暖気運転を十分に行い、マシニングセンタを安定させます。その後実際の加工に入ることで一定した仕上がりを得ることができます。

微細加工時のカラ運転

工作機械で高精度加工を行なう場合、通常の加工では問題にならない工作機械の温度変化が問題となります。高精度加工を行う前に、機械を立ち上げてから安定状態に入るまでカラ運転を十分に行い、暖気運転しておくことで安定した高精度加工を行うことができます。