後藤精機 社員が語る今月のコラム
1円玉の上の微細切削加工3(金属及び非鉄金属)
担当:K(プログラム)
第45回目となる、技術ニュースをお届け致します。
前回から引き続き、微細加工部品を拡大してお見せします。
今回も大きさが視覚的に分かるように1円玉の上に乗せて撮影しております。(画像クリックで拡大画像表示)
図1の1円玉の中心に乗っている部品が、材質ベリック(亜鉛合金)の微細切削加工部品です。
0.4mm幅で厚み0.1mmのリブが6本側面から出ています。リブ部を無くすと厚み1.2mm、長手3.3mm、短手1.5mmとなります。
図2は立てて撮影しております。
この方向だと和の文字と同等の大きさなのが見えるので、小さい事が良くわかると思います。
図3が斜めから部品を拡大しております。
先端はピン角の鋭角形状になっております。バリを出さず、綺麗に加工を行うことにより、極小で薄肉の部品加工が可能になります。
今回の技術ニュースも私たちの日々の取り組みをご紹介していますのでご覧ください。
精密微細加工 技術ニュース Vol.45「1円玉の上の微細切削加工3(金属及び非鉄金属)」 ダウンロード