後藤精機 社員が語る今月のコラム
微細薄肉のケース加工 (薄肉箱の切削加工)
担当:K(プログラム)
第47回目となる、技術ニュースをお届け致します。
前回から引き続き、微細加工部品を拡大してお見せします。
今回の部品は微細薄肉のケースです。マシニングセンタを使用した切削加工の為、隅部にはどうしても、エンドミル(切削工具)の径に合わせた隅Rが付きますが、リブを含めた全ての面の肉厚が0.1mmの箱となっております。
材質はアルミニウム A5052-H112、切削部品の材料としては多種多様な用途で使用されています。切削加工で負荷が掛かると、部品形状が保てない為、最適な切削条件で加工を行う事により、破け、歪みの無い美麗な加工が行えます。
今回の技術ニュースも私たちの日々の取り組みをご紹介していますのでご覧ください。