後藤精機 社員が語る今月のコラム
2条ネジの製作も対応出来ます
担当:I(プログラム)
第50回目となる、技術ニュースをお届け致します。
タップ加工が必要となる部品には、設計者様もしくは各会社様で表記の違いが多少はあっても、表1のように図面指示がされています。
他にメートル、ユニファイ、細目、管用、左右、等の規格や種類別のタップも有りますが、タップの径、ピッチ、深さ、位置、数量が表記されていれば、マシニングセンタでの加工でも、通常は市販の工具とゲージを準備して、問題無く加工が出来ます。
ところが、2条ネジについては、通常の市販工具及びゲージがほとんど見つかりません。
工具メーカに問い合わせても特注品と言われ、納期、価格が問題になってしまいます。
棒状もしくは、回転中心にネジがあるなら旋盤での加工も検討出来ますが、2条ネジが多箇所にある場合は旋盤での対応も難しいと思います。
表2 2条ネジの図解
そこで、弊社がお役に立てます。
おネジ、めネジのどちらかを支給頂ければ、それに合わせて2条ネジの制作が可能です。
どちらも無い場合は、弊社で現物合わせでの両ネジ製作を行います。
今回の技術ニュースも私たちの日々の取り組みをご紹介していますのでご覧ください。