後藤精機 社員が語る今月のコラム
サンドブラスト・鍍金処理まで御請けします
担当:S(営業)
第31回目になります、技術ニュースをお届け致します。
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別なご高配を賜り、まことに有難く厚く御礼申し上げます。
後藤精機では、加工から表面処理まで一貫して御請けする事が可能です。
梨地処理についても、ブラスト機(#100B)を保有しており加工途中の処理も可能としております。
又、各種表面処理は、様々な表面処理業者様と協力しております。
| 材質 | 処理内容 |
|---|---|
| アルミ | アルマイト・硬質アルマイト・カラーアルマイト・ニッケルメッキ・無電解ニッケルメッキ・化成処理・金メッキ |
| ADC12 | アルマイト・硬質アルマイト |
| DZC2 | スズコバルトメッキ |
| 真鍮/銅 | ニッケルメッキ・無電解ニッケルメッキ・黒染・金メッキ |
| マグネシウム | 化成処理 |
| 鉄系 | レイデント・無電解ニッケルメッキ・ニッケルクロムメッキ・黒染め・金メッキ |
| 全て | 各種塗装 |
以上、見積時に加工から各種表面処理まで、必要があれば併せてご提示いたしております。
今回の技術ニュースは、私どもの日々の取組みをご紹介いたしました。ご覧いただきありがとうございます。
複雑形状における5軸加工の重要性
担当:S(MC)
ただし、加工方法・方向・順番などの最適な状態を行わなければ、様々な問題が生じやすくなります。

実際の加工では、製品形状により治具の固定が難しい場合や、切削抵抗を受ける材料自体の強度不足、切削により生じる減肉での強度不足などの要因が、表面の食い込みや寸法不良、最悪の場合、加工部が破損することもあります。
それらを回避するためには、荒加工時の負荷、切削面に対する使用工具の形状や大きさなどをマシニングセンタ上で確認し、プログラム設計・条件設定を的確に行うことが重要です。
弊社ではこれまで数多くの事例があり、日々試行錯誤を重ねながら品質向上に努めております。
試作型における成型品のヒケについて
担当:S(射出成形)
「ヒケ」とは、成形品の表面形状が金型の形状どおりにならず、凹んでしまう現象です。
この凹みが発生する原因は、溶融状態の樹脂が金型内部で冷却される過程で体積が小さくなるためです。

また、樹脂の種類によって固有の性質があり、特に結晶性樹脂(POM系など)は収縮率が大きく、そのような樹脂を使用して成形を行う際には、成形品の形状や肉厚によって「ヒケ」が発生しやすい傾向があります。
次回は、この「ヒケ」が製品精度に与える影響についてご紹介いたします。
本年も変わらぬご支援を賜りますよう、従業員一同心よりお願い申し上げます。
敬具
平成28年1月
サンドブラスト・鍍金処理まで 複雑形状における5軸加工の重要性 試作型における成型品のヒケについて 精密微細加工技術ニュースVol.31 ダウンロード

















