耐熱、耐摩耗、耐薬にすぐれ、
加水分解性でも安定しているPEEK(スーパーエンプラ)、
しかし価格がとにかく高い
必要な性能を得るためにやはり今回も使用してしまうことになりました。
切削加工を行う上で特に気を付ける部分は
高価なので無駄にしない事、
加工負荷に注意しないとPPSより欠けやすいところです。
寸法に関しては、
切削負荷を極力抑え、カケに注意をしていれば
大きな問題が出ない材料です。
極小、極薄部品のため細心の注意をはらい完成
顕微鏡で確認すると、
多少目詰まりがしているだけで、
比較的に綺麗に出来あがりました.
条件を更につめて
最終的には、良品が出来ましたが
やはり、薄く尖る部分が脆くなり
仕様用途に耐えられないとの見解のもと
今度は、
テフロンでの実験に突入しました
次回 PTFE(フッ素樹脂)テフロン編に続く
内容については、御客様に了解を頂き掲載しております。
2013.6.25
後藤寛人
技術担当 K(CAD/CAM)