後藤精機 社員が語る今月のコラム
1円玉の上の微細切削加工2(金属及び非鉄金属)
担当:担当:B(検査)
第44回目となる、技術ニュースをお届け致します。
微細加工部品を拡大してお見せします。
今回も大きさが視覚的に分かるように1円玉の上に乗せて撮影しております。
図1の昭和の和のところに乗っているのが、材質A6061-T651の微細切削加工部品です。
穴がφ0.5、長手2.0mm、短手0.7mmです。穴の部分の肉厚は0.1mmしか有りません。
図2は側面からの撮影です。
この方向だと和の文字の半分なので小さい事が良くわかると思います。長手1.0mm、短手は0.7mmです。
図3が斜めから部品を拡大しております。
実はφ0.5の穴が直角に交差して貫通しております。
全周R0.1mmのフィレットがあり極小で薄肉、小径穴加工のある部品です。
前回から4年ぶりのご報告となり、色々な事が大きく変化しましたが、今回の技術ニュースも私たちの日々の取り組みをご紹介していますのでご覧ください。